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【特報 追う】「秋田おなご」はなぜキレイ? (3/4ページ)
なぜ、美肌になるのか。新野名誉館長は「秋田の年間日照時間は全国最少。紫外線が少ないため色白の美肌が生まれたとの説や、県南地域の川に流れ込む玉川温泉の酸性の水が関連している説などもある。いずれにせよ地理的、風土的要因が関係しているのでは」とみている。
そういう新野名誉館長自身は秋田美人誕生について一つの仮説を立てている。白系ロシア人など環日本海の異国人との長い交流が秋田美人を生んだとする壮大な仮説だ。
その根拠として、秋田県民が、シベリア・極東地方の白色人種に多いB型の血液型の割合が日本で最多であること、腎臓に関与するウイルスの型も白色人種特有の型を持つ割合が突出して多いことなどを挙げた。
さらに、7〜10世紀、現在の中国東北部からロシア沿海州にあった渤海の民が、現在の秋田県にあたる出羽国に来航し、交流を重ねていたという史実を指摘する。
ただ「混血により色白になったという話は、歴史学的には承認できない」というのも新野名誉館長の弁。「秋田の風土と歴史的刺激が、長い時間をかけ秋田美人を生んだのでは」と結ぶ。