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アレルギー対策醤油ソラマメ出荷 小豆島の農家 香川

2009.6.13 02:34

 食物アレルギー対策として、香川県小豆島町のしょうゆ製造業「高橋商店」(高橋淳社長)が開発した「そら豆醤油」の原料となる小豆島産ソラマメの出荷が同県土庄町で行われた。

 同社は平成17年、しょうゆの主原料で食物アレルギーの原因とされる小麦と大豆の代替え原料として、タンパク質とデンプンを同率で含むソラマメに着目して商品開発。一昨年からは原料のソラマメをこれまでの中国産から小豆島産にシフトする取り組みを始めた。

 こうした取り組みに「自分たちでも生産できないか」と、栽培を申し出た土庄町滝宮の農業、石井一正さん(79)ら同町内の滝宮、伊喜末など5地区16人の農家が、昨年10〜11月、計約25アールで豆をまき、栽培を始めた。

 石井さんは6月に入り、熟した順に収穫を始め、豆をサヤから取り出して天日に干して出荷に備えていた。この日、高橋社長は石井さんを訪問し、乾燥の程度や害虫防除履歴などをチェックして46キロを引き取った。

 また、同地区の森弘さん(83)の畑2アールを視察し、成熟ぐあいを確認。森さんは「さっそく収穫にかかります」と話していた。

 同社では豆をさらに乾燥させて年明けの仕込みまで冷蔵保存する。高橋社長は「中国産よりコストがかかるが、安全安心な商品にしたい」と話す。

 同県小豆総合事務所農業改良普及課では、耕作放棄地対策の一環として、販売先や価格が安定しているソラマメ生産のメリットや、ナバナやサツマイモなどとの輪作ができることの利点を、各農家にアピールしており、「作付面積の拡大に期待したい」と話していた。

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