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「土用の丑」に「きゅうり加持」 保安寺
「土用の丑」にあたる24日、香川県小豆島町にある小豆島霊場40番札所・保安寺で、伝統行事の「きゅうり加持」が営まれた。
きゅうり加持は弘法大師・空海が中国から持ち帰ったとされる真言密教の秘法の1つで、この季節に腐りやすいキュウリに病気を封じ込め、キュウリが腐るにつれて病気が治るとされており、同寺では約110年前から続けている。
この日は午前8時すぎから、岡山市内の団体「楽友会」の33人をはじめ、県内外から加持を受けに大勢の人たちが訪れた。本堂では3人の僧侶が本尊の十一面観音に向かい、読経しながら独鈷(とつこ)と呼ばれる仏具でキュウリに穴を開け「病気平癒」「身体堅固」などと書いたお札を詰め込んでいた。
兵庫県養父市の谷垣十三さん(84)は「キュウリに健康を託して夏を過ごしたい」と話していた。キュウリはこの後、境内に埋めるほか、各自が自宅の軒下などに埋めるのが習わしとなっている。同寺では8月5日も加持を営む。