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中山農村歌舞伎、最終演目をろうそくで演出 香川県小豆島町
香川県小豆島町の春日神社にある国指定重要有形民俗文化財「中山の舞台」で奉納される中山農村歌舞伎の今年の最終演目をろうそくで演出しようと13日夜、試験点灯が行われた。
今年の最終演目となるのは「小豆島」。小豆島の最高峰、星ケ城山をめぐる南北朝時代の伝説で、この山を居城とする南朝方の武将、佐々木信胤と恋に落ちるお妻の局は、かつての星ケ城山の城主。敵同士の悲恋の物語で、見せ場のラストシーンでは来世を誓うふたりが毒酒をあおる。
中山農村歌舞伎保存会(矢田徹会長)はこの日、舞台正面や花道、高欄などに約20本のろうそくを点灯し、客席からの役者の見え方や防火対策などを検討した。結果は文化庁へ届け出る。
上演は10月12日。矢田会長は「当日は14夜の月。ろうそくの明かりと合わせて江戸情緒を楽しんでほしい」と話している。
当日は幕開けの舞「三番叟」に続き、子供たちが演じる「白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場」と、「仮名手本忠臣蔵七段目 祇園一力茶屋の場」の計4幕。