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「強盗はしていない」と一部否認 香川・観音寺の強殺初公判
香川県観音寺市で昨年11月、無職、曽根岸江さん=当時(55)=を殺害して現金約1050万円を奪い、遺体を同市内の山中に捨てたとして、強盗殺人と死体遺棄の罪に問われた同県丸亀市の無職、永岡秀明被告(37)に対する初公判が10日、高松地裁(菊池則明裁判長)であった。罪状認否で永岡被告は「強盗はしていない」と起訴事実を一部否認した。
起訴状などによると、永岡被告と同県観音寺市の飲食店経営、真鍋泰光被告(47)は共謀。昨年11月、観音寺市の自宅にいた曽根さんの頭をハンマーで殴るなどして殺害。現金約1050万円などを奪った後、曽根さんの遺体を同市内の山中に捨てた。冒頭陳述で検察側は「金に困っていた永岡被告は事件前日、真鍋被告と会い、現金の分配について話し合った」などと強盗のための共謀があったと指摘した。
一方、弁護側は「事件で得た現金約550万円を永岡被告は、曽根さん殺害をもちかけてきた真鍋被告が殺害の報酬として支払ったものと思っていた」などと、強盗のための共謀はなかったと反論した。