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伊藤検事長が着任会見 高松高検
高松高検の伊藤鉄男検事長(60)が8日、同高検で着任会見し「事件の大小を問わず、日々の事件の処理をしっかりやっていきたい」などと抱負を語った。
検事生活で印象に残った事件について伊藤検事長は、熊本地検時代に担当し、日本で初めて死刑囚が無罪となった免田事件の再審をあげ、「検察官は風雪に耐える捜査、時間の経過に左右されない仕事をやっていかなくてはならない」と職務の重大さと心構えを強調。実施まで1年を切った裁判員制度の取り組みについては「広報活動とともに、実際に悪いことをした人が処罰されないようなことがないよう、実際の裁判への準備もしっかりやっていきたい」と語った。
四国は初めての赴任。印象について「気候温暖、風光明媚(めいび)、治安もよいし、人情も厚い、よい土地だと思っている」と話した。
伊藤検事長は、岐阜県出身。中央大学卒。昭和50年検事任官。東京地検検事、同地検特捜部長、東京高検次席検事などを歴任し、平成19年に東京地検検事正。1日付で高松高検検事長に就任した。東京地検特捜部長時代は、徳島県知事が収賄で逮捕された業際研事件や鈴木宗男衆院議員の不正口利き事件などを指揮した。