[PR]
ニュース:地方 RSS feed
県産業技術研、高性能ICタグ開発へ 愛媛
愛媛県産業技術研究所(松山市)は、カミ商事(四国中央市)やタケチ(松山市)などの民間企業と共同し、高性能ICタグなどの開発研究を始める。約5メートルの距離で動作する汎用性能を持ち、既存製品と比べ価格は十分の一という低価格を両立した製品を今後2年間をかけ商品化する。
ICタグは、小型の情報チップの一つ。タグリーダーが発する電波を受信した電力で情報処理し、リーダーに送信する。タグに生産者や流通経路などを記録することで製造・物流管理業務の効率化が図られる。タグとリーダーは接触する必要はないが数センチ程度まで近づける必要があった。
参加する企業は、電波吸収材を研究するカミ商事やタケチのほか、ICチップ製造・販売を担うトッパンフォームズ(東京)、研究過程で生まれる特許など知財活用・支援を行う四国TLO(香川)。また、アドバイザーとして東京工業大学などが加わる。
既存のタグ製品は、価格が約2000円と高額なことから、新規ICタグはフレキシブルな形状に対応でき、価格が十分の一の200円程度を目指す。このほか、ゴム・紙などを使った電波干渉を防止する「高性能電波吸収材」の開発を同時並行で進める。初年度の今年度に試作品を完成、来年度の製品化をめざす。
製品化できればベルトコンベヤーの上を流しながら荷造りした状態のままで商品情報が得られるなど汎用性が拡大し、「物流面での製品管理業務の効率化が期待される」(県産業創出課)としている。
[PR]
[PR]