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愛媛大学が東部インドネシア海域を調査へ
インドネシア政府の中心的な海洋環境の調査研究機関「科学技術開発庁海洋調査技術研究センター」(BPPT)と、学術交流協定を結んだ愛媛大学(松山市)は、動植物の宝庫とされるインドネシア東部海域で海洋や環境の合同調査に世界で初めて臨む。
プロジェクトの中心的メンバーの1人で、同大学国際交流センター長期留学支援室長の遅沢克也准教授(55)は、約25年前からインドネシア東部のウォーレシア海域で自然と共生する人々の生活や伝統的な帆船の造船技術に着目した。
遅沢准教授は「地球最後の楽園とも言われる同海域は世界中の研究者も未だ手つかず。地元の職人と5年前に復元した伝統的な帆船『チンタ・ラウト号』を駆使して、研究と学術交流を兼ねた活動をしていきたい」と抱負を話している。
インドネシアは多彩な生態系と生物資源に恵まれる一方、途上国に典型的な環境汚染が混在。愛媛大学とBPPTの合同調査により、途上国にも寄与できる海洋・環境科学など新たな研究成果が期待されている。
30日には愛媛大学にインドネシア総領事を迎え、「愛媛大学・インドネシア国際連携推進会議記念フォーラム」を開催。同国のゴロンタ大学の講師が、愛媛大学との共同戦略について話すほか、同大学の末田達彦教授が熱帯湿地林の二酸化炭素に関する講演などを予定している。フォーラムは参加自由。問い合わせは愛媛大国際交流センター((電)089−927−8959)へ。
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