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イヌ、ネコの殺処分大幅減、不妊去勢指導などの効果? 愛媛
愛媛県内で回収され、引き取り手が見つからずに殺処分されたイヌとネコが、平成19年度は7281匹となり、前年度と比べ約15%減少した。県動物愛護センターが14年に設立されて以降では最少の処分数で、同センターは「愛護運動やイヌやネコの飼育相談を続けてきた効果が出てきた」と分析している。
同センターによると、昨年度に殺処分されたイヌは3238匹、ネコは4043匹。年度統計がある15年度は8425匹(イヌ4611匹、ネコ3814匹)で、その後は横ばいが続き、昨年度は8527匹(イヌ3879匹、4648匹)だった。
県内の捨てイヌやネコは各市町が収容後、同センターに移送。飼い主や引き取り手が見つからなければ、殺処分される。
同センターでは、収容したイヌやネコの譲渡会を毎月開き、昨年度はイヌ122匹、ネコ25匹を譲渡。ペットのしつけ方教室や随時行っている飼育相談では、不妊や去勢についての飼い主の義務や動物の健康管理などを指導してきた。
一方で、県内の市民団体も捨てイヌやネコの減少に向けた活動を展開。動物愛護の認定NPO法人「えひめイヌ・ネコの会」(高岸ちはり代表)は昨年、イヌとネコの不妊、去勢手術に対する助成金の支給を実施したほか、飼い主の飼育放棄をなくすため、イヌとネコの引き取りの有料化をめざす運動を行った。
殺処分数の削減をめざす県と松山市は今年10月から、飼い主からのイヌとネコの引き取りについて、1匹につき2000円(生後90日までの子イヌ、子ネコは400円)を徴収することを決定。高岸代表は「いろいろな活動の芽が出始めている。安易にイヌやネコが捨てられない環境をつくっていきたい」と話している。