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“地域貢献施設” 愛媛大学南予水産研究センター開所式 

2008.4.3 04:49

 愛媛大学(松山市、小松正幸学長)は愛媛県最南端の愛南町西海支所で2日、南予地域の水産業の活性化を目指す研究施設「愛媛大学南予水産研究センター」(山内晧平センター長)の開所式を行った。地域と一体となって研究を進めるという全国的にも珍しい“地域貢献施設”となる予定。

 センターは産学官と地域の連携を密にし、研究の成果を効果的に地域の活性化に結びつけるため、漁業者らとの交流を積極的に進め、最先端の技術を駆使して養殖技術の開発などを行っていく。

 町はセンター受け入れのため約9100万円をかけて同支所を改修し、2、3階部分をセンターの施設とした。総務省の同意を受けて町は10年間、無償貸与する。

 谷口長治町長は「夢のようだ。大学が来ると、こんなに町が変わるんだということを実証してみたい」とあいさつした。

 センターは、理系に限定されていた研究施設と異なり、生命科学、環境科学、社会科学の各研究部門で構成される。海洋の環境問題から経営や流通まで幅広く研究する。

 センターの体制は専任教員7人、高知大や香川大、北大、京大の客員研究員、学生など全体で27人。山内センター長は「環境や魚の管理などをデーター化。安心・安全を証明し、食育や流通の活性化に結びつけたい。アジアも視野に、住民を巻き込んだ面白い試みになるだろう」と話していた。

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