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男女共同参画推進条例、伝統文化尊重の運用求める請願採択 愛媛
松山市議会の12月定例会は最終日の17日、市男女共同参画推進条例の運用にあたり、日本の伝統や文化を尊重することなどを求める請願を賛成多数で採択した。同条例の運用方針をめぐる請願採択は全国でも珍しいという。市は今後、具体的な措置の検討を求められる。
請願は、条例の背景にある男女共同参画社会基本法について「『ジェンダーフリー』という思想が巧妙に隠されて」いると指摘。条例の運用に際し、日本の伝統・文化の尊重▽専業主婦の社会的貢献の評価と支援▽市がジェンダー学や女性学の学習・研究を奨励しない−ことなど11点を求めた。
これに対し、市議会では一部の議員から「(請願の)すべての項目がジェンダーの視点を排除することにつながっている」「人権にかかわる問題で、拙速な判断はすべきでない」など、反対意見も出された。採択を受け、市は「(請願項目の)1つ1つが適切かどうかの判断も含め、総合的に検討する」としている。
市議会ではこのほか、育児休業にかかわる条例改正案など49議案を可決し閉会した。