地方「黒子のバスケ」同人誌など参加自粛 損害は1千万円超 29~31日のコミケ2012.12.24 19:32

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「黒子のバスケ」同人誌など参加自粛 損害は1千万円超 29~31日のコミケ

2012.12.24 19:32 ピックアップ地方ニュース
延べ50万人を超える来場者があるコミックマーケット=江東区の東京ビッグサイト

延べ50万人を超える来場者があるコミックマーケット=江東区の東京ビッグサイト

 東京都江東区の東京ビッグサイトで29~31日に開催される世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット」(コミケ)で、人気漫画の同人誌販売が自粛されることになり波紋を呼んでいる。主催者側に脅迫状が送られてきたことによる措置。この漫画の同人誌販売を予定していたサークルは約900もあり、参加費の返金や警備の強化などで主催者側の損害は1千万円を超えるという。

 販売自粛が決まったのは、週刊少年ジャンプ連載の人気バスケットボール漫画「黒子のバスケ」の同人誌やグッズなど。

 「黒子のバスケ」をめぐっては、10月から関連イベントの中止を要求するなどの脅迫状が相次いで送りつけられている。

 10月21日に関連イベントを開催する予定だったビッグサイトにも、同月13日に脅迫状が届いていた。この際は警備を強化した上でイベントを開催していた。

 コミケを主催する「コミックマーケット準備会」に脅迫状が届いたのは10月29日。「黒子のバスケのサークルを参加させるな」との内容で、差出人は「喪服の死神」となっていたという。準備会はすぐに警視庁に届け出た。

 準備会は警備を強化した上で通常通り開催することを希望したが、2度目の脅迫となったビッグサイト側などが黒子のバスケサークルの参加見合わせを要請。12月8日に同サークルの参加自粛が発表された。

 ビッグサイトは「コミケは大きなイベントなので、何かあると大混乱が起きる危険性がある」と説明。一方、準備会は「脅迫行為には毅然(きぜん)とした対応をしないと模倣犯が出てくる恐れもある」と懸念するが、来場者の安全を最優先させて自粛を決めた。

 コミケでは平成20年、インターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」に「手榴(しゅりゅう)弾を投げ込む」との書き込みをされ、警備が強化されたことはあったが、サークルの参加が自粛されるのは初めて。

 準備会は「一連の黒子のバスケへの脅迫は漫画、アニメだけでなく社会にも多大なマイナスの影響を与えている。早く犯人が捕まってほしい」と訴えている。

 ■コミックマーケット 昭和50年に始まった同人誌即売会。漫画やアニメ、ゲームなどの同人誌が販売されるほか、漫画キャラクターなどのコスプレをする参加者も多い。年々規模が拡大し、平成8年から東京ビッグサイトを会場とする。開催は夏と冬の年2回で各3日間。各回約3万5千サークルが参加し、来場者は延べ50万人を超える。

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