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認知症の理解広めようと講座開催 和歌山市

2008.8.14 03:20

 認知症への理解を広げようと、和歌山市内のホテルで健康セミナー「認知症を知る」が開かれた。厚生労働省が進める「認知症を知り地域をつくる10カ年キャンペーン」の一環。セミナー終了後、“認知症サポーター”の証しとして腕にはめるオレンジバンドが、参加者全員に配布された。

 同市内でデイサービスなどを展開する「ViVifala島ゆかこ」を経営し、自らも介護支援専門員の島由佳子さんが講師として招かれ、仕事での実体験を交えて認知症について説明した。

 認知症の原因疾患が、アルツハイマー症候群のほかに、脳梗塞(こうそく)などによる脳血管性のものやパーキンソン病の患者に現れるレビー小体病などがあることを紹介。原因疾患を早期発見することで、治療が可能なものや進行を遅らせることもできるものもあると指摘した。

 そのうえで「否定せず、相手を受け止めてあげてください。特に初期は周りからおかしいと指摘を受け、自信を喪失している。不安感や孤独感が症状を悪化させる」と述べ、精神面のケアが症状の進行にかかわることも紹介した。

 また、認知症の人がいる家族に対しては「認知症を恥じないで。周りに知ってもらい援助を求め、必要なサービスを受けてください」と、周囲が理解を持つことの重要性を訴えた。

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