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梅の収穫始まる、平年の9割弱か 和歌山・田辺
有数の梅産地の和歌山県田辺市で15日、今年産の梅の収穫作業が始まった。「紅王」など弁当用の梅干しや梅ジュース用に需要がある小梅からスタートし、今後「古城(ごじろ)」や主力の「南高(なんこう)」の収穫が始まる。
この日は新庄地区の樫山京平さん(21)方の畑で収穫作業が行われた。樫山さんらは直径約2センチの小梅を丁寧に枝からもぎ取って網の中へ入れ、傷がつかないようトレイに集めていった。午後には大きさごとに分けて箱詰めされ、JA紀南新庄支所に出荷された。同支所では、今後の収穫のピークは古城が25日ごろ、南高は6月11日ごろと予想している。
JA紀南によると、小梅は去年より実の付きは良いが、つぶの数はやや少なめ。ただ不作だった昨年に比べると作柄はよく、予想収穫量は平年よりは12%減るものの前年より34%増の870トンになる見込み。
古城は前年比84%増の1238トンで平年量を上回るが、主力の南高は前年比19%減の1万9569トンで、平年の9割弱にとどまる見込み。