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中小企業上期景況見通し 売上・利益ともに悪化 和歌山
中小企業金融公庫和歌山支店は、平成20年度上期の和歌山県内の中小企業の景況見通しをまとめた。売り上げ見通し、利益見通しともにDI(「増加」から「減少」を引いた割合)は、19年度下期に比べて悪化したことがわかった。特に利益見通しについては、17年下期以来2ケタのプラスが続いていたが、マイナスに転じ危機感を強めている企業が多い。
同支店の取引先などへ3月にアンケート調査を実施し、有効回答は214社(回答率53・9%)だった。
全体の売り上げ見通しDIは5・1で前期に比べ11・5ポイント悪化し、利益見通しDIも18・0ポイントの大幅な悪化で、マイナス2・3だった。
業種別の売り上げ見通しDIについて、製造業のうち食料品が41・7、木材が33・3、家庭用品はマイナス20・0といずれも前期より改善しているが、建設業はマイナス47・6(前期マイナス3・6)、卸売業が0・0(26・9)と大幅に悪化したほか、小売・サービス業や運輸・倉庫業も悪化した。
利益見通しDIは、建設業がマイナス33・3(前期3・6)に悪化したほか、繊維、食料品、化学、金属・機械など軒並みプラスからマイナスに転じた。
地区別では売り上げ見通しDIは紀南が11・8がマイナス4・8、紀北が18・7から9・3にそれぞれ悪化。利益見通しDIも紀南、紀北ともにマイナスになった。
また、今後1年間の設備投資計画について、実施する企業の割合は、製造業では30・7%で2・4%増加するなど全体では微増となった。