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一休の兄弟子しのび法要 和歌山・橋本の養叟庵で27日
「とんち話の一休さん」の一休和尚の兄弟子、養叟(ようそう)和尚(1376〜1458年)ゆかりの養叟庵(和歌山県橋本市矢倉脇)で27日、「養叟和尚550年遠諱(おんき)法要」が営まれる。
養叟和尚は室町時代前期の臨済宗大徳寺派の大本山大徳寺の26代目住職。市郷土資料館などによると、和尚は在野での宗教活動を重視していたという。墓は長らく不明だったが、没後約400年後の江戸時代後期に、矢倉脇地区の庄屋の墓地から自分の像を石工に彫らせたとみられる石像(高さ約40センチ)が見つかり、安政3(1856)年に宝形山徳禅寺養叟庵として再建された。
庵は数回の移築後、現在地に移された。昭和51年に住民が養叟奉賛会を設立し、命日には毎年、大徳寺の僧も参加して法要を営んできた。今回も大徳寺から約20人の僧が出席して国民宿舎「紀伊見荘」で講話、養叟庵と養叟塔所で法要やもちまきがある。奉賛会の弓手良一会長(83)は「養叟和尚についてはあまり知られていないが、この機会に見直してもらい、紀伊見荘とともに観光資源としたい」と話している。
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