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弥生時代後期の竪穴住居跡見つかる 大規模集落か 和歌山

2008.4.24 03:31
このニュースのトピックス鎌倉・湘南

 和歌山県有田川町下津野の旧吉備中学校校庭遺跡で、弥生時代後期の竪穴住居跡やガラスの小玉などが見つかり23日、町教委が発表した。今回の調査で弥生時代の居住跡がこれまでの想定より拡大し、範囲は東西200メートル以上、南北180メートルに及ぶ大規模な集落跡であることが判明した。26日午後1時半から現地説明会を開く。

 町教委によると、4次となる今回の調査面積は約5500平方メートル。弥生時代後期の竪穴住居跡6棟が見つかったのをはじめ、飛鳥時代の竪穴住居や奈良時代の溝、鎌倉時代の掘立柱建物跡8棟、地鎮跡と土葬墓1基などが確認された。屋敷地内に墓と地鎮跡が確認された事例は県内では珍しいという。

 また、今回見つかった竪穴住居跡からガラス小玉3個が出土した。直径約4ミリで水色が2点、コバルト色が1点。これまでに見つかったものと合わせ計5個になり、弥生時代の出土量としては県内最多となった。町教委は「ガラス小玉はこの集落で作られたものではなく、朝鮮半島か国内の別の所からもたらされ、権威の象徴として位の高い人がネックレスなどとして日常的に身に付けていたのではないか」と推測している。

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