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ペリーの子孫が彦根に 修好通商条約150年
幕末の大老、井伊直弼が調印した「日米修好通商条約」の150年記念式典が29日午前10時から、滋賀県彦根市の彦根港に停泊した観光船ビアンカの船上で行われる。同市で繰り広げられている「井伊直弼と開国150年祭」の一環。黒船で来航し開国を迫ったペリー提督の遠縁にあたるドナルド・E・ディヴァーニーさん(71)をはじめ、関係者ら約200人が出席する。
日米修好通商条約は安政5(1858)年に、神奈川沖の米艦上で締結された。横浜、神戸、長崎などの港を米国に開いたが、天皇の許可がなかったことで、当時の攘夷派が猛反発。さらに、関税自主権がなく、米側に治外法権を与えた不平等条約だったことから批判された。
条約は、1856年に起きたアロー号事件をきっかけに英仏連合軍が清国を破り、その勢いで日本侵略をねらっているとの米側の情報を信じた直弼が急いで締結したとされている。
記念式典は、米艦上で条約が締結された故事にちなみ、船上で開かれる。ディヴァーニーさんのほか、井伊家18代当主の直岳さん、駐日米国大使館員、外務省関係者らが出席する。彦根市にあるミシガン州立大学連合日本センターのポール・レーガン所長の記念講演「アメリカから見た条約締結の意義と井伊直弼」も予定されている。