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体操五輪代表の中瀬、母校で激励会 滋賀・栗東高校
北京五輪の体操競技に出場する中瀬卓也選手(25)の激励会が25日、母校の栗東高校で開かれた。全校生徒約560人から祝福と激励を受けた中瀬選手は「金メダルを持って帰りたい」と抱負を語った。
中瀬選手は大津市出身だが、体操競技の環境が整った県立栗東体育館が栗東市内にあったこともあり、琵琶湖大橋をわたって同校に通い、体操に励んだ。
激励会では、在学当時の担任教師や校長ら5人と中瀬さんがステージで高校時代を振り返る「トークイベント」も。“恩師”たちからは、高校の入学試験でトップだったことや、連日の練習で朝はいつも眠たそうだったことなどが披露された。
中瀬選手は「高校時代は体操ばかりしていた。辛過ぎて、こんなことをして何になるんだ、と思ったこともたまにあった。でも、しんどいと思うことは必ず生かされる。目標を持ってがんばることが明るい未来につながる」と後輩たちに呼びかけた。
最後に生徒会長の沼口歩美さんが「北京に向けて、全力でパワーを送ります」と激励。中瀬選手は「大きな励みになった。金メダルを持ち帰って、みんなに見せたい」と、決意を新たにしていた。
中瀬選手はこの日、同校以外にも、母校の大津市立日吉台小、大津市役所、県庁、栗東市役所を訪問。県庁では嘉田由紀子知事が「子供たちの夢と誇りになる。プレッシャーを感じることなく、持てる力をゆったり出していただきたい」と祝福した。
中瀬選手は身長165センチ、体重63キロ。9歳のときに体操を始め、高校時代にはインターハイで個人総合2連覇。日本体育大に進み、現在は徳洲会体操クラブに所属している。前回アテネ五輪では、代表ポイント順位が7位で、惜しくも6人の代表入りを逃した。
「人生終わったというくらい落ち込んだが、1からやり直そうとがんばった」と中瀬選手。北京の代表争いは、はじめ14位だったが4位に上りつめ、前回の悔しさを晴らした。