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琵琶湖の「深呼吸」一部回復 酸素濃度上昇
琵琶湖北部の湖底の酸素濃度が一部回復したと31日、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターが発表した。調査は28日に実施され、高島市今津沖など3地点で酸素濃度が1リットルあたり10ミリグラム以上と高い値を示した。同センターは、「琵琶湖の深呼吸」とも呼ばれる「全循環」が、今季はすでに起きていることが確かめられたとしている。
同水域の水中酸素濃度は、昨年10月の調査で過去最低を記録。そのため、同センターが定期調査に加え、補足調査を行っていた。
「全循環」とは、琵琶湖の北湖で例年1〜3月にかけて起きる表面と深層の水の混合現象。湖全体に酸素が行き渡ることから「琵琶湖の深呼吸」とも呼ばれるこの現象が、前回調査の結果によって、昨季は極めて小規模だったことが裏付けられていた。
今回、酸素濃度が一定回復したことにより、今季はすでに、ある程度の全循環が起きていることが明らかになったという。同センターは「この冬の冷え込みが厳しかったことと、強風が続いたことの影響ではないか」と分析。今後も調査を継続するとしている。
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