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古墳期の田畑にも洪水跡 被害と闘い農業営む 池島・福万寺遺跡 大阪
弥生時代の大規模な洪水跡が発見された東大阪市池島町の池島・福万寺遺跡で、古墳時代中期(5世紀後半〜6世紀前半)の水田や畑跡が府文化財センターの発掘調査で見つかっていたことが1日、分かった。水田跡などは洪水で水没したことも判明し、洪水に見舞われながらも懸命に農業を営んでいたことを物語る興味深い資料になりそうだ。
畑跡は、直線状の溝(幅20センチ前後、長さ10メートル前後)が南東から北西方向に2メートル間隔で規則的に延びているのが確認され、鋤(すき)で耕した痕跡か、畝(うね)の間の溝という。すぐ南側では、一辺4〜5メートルの長方形に区切られた水田跡の畦(あぜ)も明確に残っていた。
水田跡は、畑跡より数十センチ低い場所に築かれていたことから、水が確保しやすい低地に水田を設け、稲作と畑作を効率的に営んでいたことも分かった。
水田跡や畑跡の一部は砂で覆われていたことから、洪水によって水没したと推定。同遺跡では、弥生時代前期〜中期初め(紀元前4〜1世紀)の大規模な洪水跡が見つかっており、この地域はたびたび洪水被害を受けていたという。
水田跡と畑跡については、4日午前10時半〜午後1時に現地見学会が行われる。問い合わせは府文化財センター((電)072・999・9890)。
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