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大阪市立科学館で稀覯天文書を一般公開
近代科学・天文学の父と呼ばれるガリレオ・ガリレイの初版本など、稀覯(きこう)天文書の一般公開が4日、大阪市立科学館(大阪市北区)で始まった。今年は、イタリア人のガリレオが世界で初めて望遠鏡で天体観測を行って400年目にあたる「世界天文年」で、貴重な書物を見ようと多くの天文ファンが来場した。
公開されたのは、地動説(太陽中心説)を庶民が理解できるよう解説したガリレオの『天文対話』(1632年)のほか、世界で最初に土星の環が描かれたホイヘンスの『発見されし宇宙世界』(1698年)など、同館が所蔵する古典的な天文学書5点(6冊)。
なかでもラランドの『天文学』(1764年)は大阪と関係が深い。大阪の私塾、先事館で研究された後、寛政の改暦の基礎となり、伊能忠敬の日本地図作りの測量にも使われた。
オープニング記念としてこの日、天文学史を専門とする学芸員によるギャラリートークも開催され、約70人が参加。奈良市の市立朱雀小学校5年、青木雅典君(10)は「パソコンがなかった時代に、軌道の計算ができたなんて驚いた」と話していた。
12月末まで展示する。科学館の入場料は大人400円、学生300円、中学生以下無料。午前9時半〜午後4時45分、月曜休館(6日は臨時休館)。
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