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大阪・木津卸売市場が一般客誘致へ 毎月18日は「市場の日」 

2008.6.19 02:10

 木津卸売市場(大阪市浪速区)の有志が集まって一般客の誘致に乗り出した。毎月18日を「市場の日」に定め、今年8月からは日曜朝市や土曜夜市などの開催も計画しており、店主有志でつくる「木津市場商店会」の小林宏行会長(55)は「一般客を呼び込んで、毎日が祭りのように、市場を元気にしたい。安くて新鮮な食材を売っているので気軽に訪れてほしい」としている。(木ノ下めぐみ)

 木津卸売市場は200年の歴史を持つ老舗。戦禍で消失したあと昭和25年に地元有志によって大阪木津市場として再開し、48年に現在の卸売市場の形態に。黒門市場や高級料亭などプロが仕入れに来る市場として栄えてきた。しかし、長引く景気の低迷や、最近の原油高による影響で卸市場そのものの活気がなくなってきた。

 そこで店主有志が集まって平成20年5月に「木津市場商店会」を結成。ヤマタ小林商店(果物)▽カネ正小林商店(魚貝類)▽丹喜丹井商店(野菜)▽鳥長(国産鳥肉)▽福島商店(マグロ専門店)▽和島(国産和牛)の6店が中心になって、一般客を相手に販売を始めた。

 卸売りという形態から、一般消費者への認知度が低く「怖い」「一般客お断り」といったイメージを持たれがち。

 同会では取り組みの第1弾として毎月18日を「市場の日」と設定。一般客が訪れやすいように営業時間を正午まで拡大した上、1000円以上買い物をするとショウガ焼き200グラムやアサリ300グラムなどそれぞれの店のおまけもつくサービスも始めた。今後、加入店が増えれば、旬の食材を使ったイベントなどを企画。8月をめどに日曜朝市や土曜夜市も開くことを計画している。

 小林会長は「市場の魅力は対面販売。『今日は何が安くておいしいの?』と聞かれるのが一番うれしい。安くて何より新鮮な食材を台所に届けたい。それに各店がそれぞれ看板を背負っているから食への安心感も大きい」と説明する。

 同市場は老朽化に伴う全面建て替え中。トイレも整備され、清潔で一般客が利用しやすい環境が出来つつある。

 小林さんは「木津市場は今が過渡期。市場が新しくなるのに、中の人間が古いままではダメ。毎日がイベントのようなにぎやかな市場になります」と話している。

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