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関空連絡橋に防風柵、鉄道の運転規制減少見込む

2008.4.12 02:53

 関西空港と対岸を結ぶ連絡橋(3750メートル)の鉄道部分に、風速約30メートルの強風から列車を守るための防風柵が完成した。これまで強風による列車の運休は年平均11・3回あったが、これにより年3・3回程度に減少すると見込まれている。

 防風柵は鉄道部分のほぼすべてを、レール面から高さ約2メートルの鉄柵で“ガード”している。陸地と島部に近い箱けた部分(上下線延長計1288メートル)には約2メートルの鉄柵が既設されていたが、この部分は1メートルかさ上げした。平成18年12月の着工で、総工費は28億円。

 関空会社によると、連絡橋には主に紀淡海峡から南西風が吹きつけ、特に台風シーズンには強風の影響を受けやすい。平成9年7月には台風9号の強風で列車の運転が16時間以上もストップしたのをはじめ、多くの台風が上陸した16年度は年19回も運休した。

 関空に乗り入れるJR西日本と南海電鉄は、これまで連絡橋の風速計が瞬間26メートルを記録すると運休していたが、防風柵の完成により運転規制値は変更。瞬間30メートル未満ならば運行可能となる。

 村山敦社長は「在来線では国内最高レベルの防風設備。列車の運休も年間で8割以上減ることが期待でき、鉄道アクセスの改善に大きく寄与する」としている。

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