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丸大メラミン問題 県内でも流通 奈良の老人保健施設3カ所
丸大食品(大阪府高槻市)の菓子や総菜から有害物質メラミンが検出された問題で、奈良市内の介護老人保健施設3カ所で、問題となった商品が利用者らに提供されていたことが27日、市保健所の調査で分かった。同市内のスーパー2店舗では7〜8月に市販されていたことも判明。いずれも健康被害などの報告はないというが、同保健所は同日、急遽、電話相談窓口を開設し、市民の不安感払拭に努めた。
同保健所によると、市内3カ所の介護老人保健施設では今年8〜9月上旬、給食大手「日清医療食品」を通じて「業務用クリームパンダ」計480個を仕入れ、このうち302個がおやつとして出され、残りの178個はすでに廃棄処分などにしたという。
また、イトーヨーカドー奈良店(奈良市)とジャスコ奈良南店(同、8月20日閉店)では、「クリームパンダ」(6個入り)を8月まで販売。7〜8月に両店で計102袋が販売されたが、9月以降は扱っていないという。
イトーヨーカドー奈良店では、消費者の不安解消へメラミン問題が浮上した21日以降、売り場に丸大食品の連絡先を示した表示板を設置して対応。同店では「丸大食品にメラミンが検出されたからといって、特にお客からの問い合わせはない」としている。
流通関係者は「ギョーザのように消費者がひんぱんに買い求める商品でもないため、大きな混乱はないのだろう」とし、市保健所も「これまでに健康被害についての報告や相談はなく、現在は市内で問題の商品の流通はない」としている。
奈良市保健所の電話相談窓口((電)0742・23・6172)は、28日午前9時〜午後5時も開かれる。
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