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荘厳な菩薩面行列、参拝者を魅了 当麻寺で練供養会式
奈良時代の中将姫ゆかりの当麻寺(葛城市当麻)で、姫の命日にあたる14日、姫が極楽浄土に往生する様子を再現した伝統行事「練供養会式(えしき)」が営まれ、荘厳な菩薩面の行列が、訪れた大勢の参拝者を魅了した。
中将姫は、極楽浄土の様子を表そうと、蓮糸を使って同寺の本尊・當麻曼荼羅(たいままんだら)を一夜で織り上げ、生身のまま往生したと伝えられる。練供養は、観音や勢至など25の菩薩が、現世に里帰りした姫を迎えて極楽へ導く儀式で、平安時代から1000年以上続いている。
境内では、浄土に見立てた曼荼羅堂と、現世に見立てた娑婆堂の間に約100メートルの来迎橋が設けられ、菩薩の面をつけた信者らが、独特の踊りをみせるなどしながら練り歩いた。参拝者らは、夕日を浴びて金色に輝く菩薩面に見入りながら、古来の儀式を堪能した。