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修学旅行生誘致に新メニュー 金魚すくい大会など4種

2008.5.15 03:04

 “修学旅行のメッカ”復活にあの手、この手−。県旅館・ホテル生活衛生同業組合(加盟約200店)の奈良支部修学旅行部会は、修学旅行生が宿泊先で気軽に楽しめるようにと、新たなイベント企画を開発。奈良市内で組合員らへの説明会を開いて発表した。大和郡山市の名物「金魚すくい大会」▽奈良時代の歴史がゲーム感覚で学べる「平城京かるた」▽「なら燈花会と能」▽「バサラ祭」−の4種類で、同支部では新メニューを目玉に、減少した宿泊を伴う修学旅行生を増やしたい考えだ。

 奈良市や県などによると、奈良市内で宿泊する修学旅行生は、昭和40年の約78万人に対し、平成18年は1割強の約9万6000人に激減。県内全体でも18年度は約11万8300人で、16年度(約13万8000人)に比べても14%減となっている。

 同組合ではこれまでにも、旅館やホテルに劇団や楽団などを派遣してもらい、修学旅行生を対象にミニ公演や雅楽演奏などを実施してきたが、宿泊の修学旅行生はなかなか思うように伸びていないのが実情だ。

 このため、奈良支部修学旅行部会では今回、4つの新メニューを開発。いずれも主催者の実行委員会やNPO団体の協力を得て実施するという。

 今月8日、奈良市内で開いた説明会では、4種のうち「金魚すくい大会」について、祭り会場などで金魚すくいの出店も行っている大和郡山市の物産店「こちくや」の下村康氏代表が説明。実際に金魚の泳ぐ水槽を持ち込み、ホテルや旅館で大会を開催する場合、縦6メートル、横8メートル以上のスペースが必要なことや、電源がなくても可能なことなどを詳しく話すと、参加した旅館経営者らは熱心に耳を傾けていた。

 同部会の金田充史部長は「奈良は京都と比べて、気軽に楽しめるイベントが少ないといわれている。旅館やホテルでさっそく新メニューを採用してもらい、修学旅行の宿泊の魅力を高めていきたい」と話した。

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