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奈良・桜井市環境部職員 覚醒剤での逮捕3人に 同じ職場で蔓延?対応追われる市
桜井市環境部業務課職員の梅谷辰則(27)、元同課職員で会社員の松田広宣(31)両容疑者が覚せい剤取締法違反(譲渡)容疑で12日、逮捕された。同課に関わる覚醒(かくせい)剤での逮捕者は、元職員の木村健被告(35)=覚せい剤取締法違反罪などで起訴、懲戒免職=に続いて3人目。同じ職場で覚醒剤が蔓延(まんえん)していたとの懸念も広がり、市幹部は梅谷容疑者らが勾留されている田原本署に赴いて、警察サイドから状況把握に努めるなど対応に追われた。
同市では、この1年間で職員の不祥事が相次ぎ、昨年3月からの懲戒免職者は木村被告を含めて4人。谷奥昭弘市長は4月、全職場を視察して、職員に綱紀粛正を直接訴え、同14日には市浅古のごみ処分場「市グリーンパーク」で環境部職員約100人に直接訓示した。
同部によると、梅谷容疑者は訓示の場にいたという。有埜善徳副市長は「事件が他の職員に広がることを懸念していたが、梅谷容疑者はどんな思いで市長の話を聞いていたのか。これ以上拡大しないことを願うだけ」。山本長雄・環境部長も「今後の捜査の推移を見守るしかなく、市民に対して申し訳ない」と一様に苦渋の表情を浮かべた。
一方、梅谷容疑者の勤務態度は、欠勤もなくまじめだったという。ある業務課職員は「(逮捕前日の)11日の市内河川清掃でもきちんと回収作業をしていた。普段も、急にハイテンションになるなど、不審な点はまったくなかった」と困惑ぎみに話した。