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85年ぶり本堂改修で落慶法要 創建302年の奈良・眞宗寺
今年で創建302年を迎えた奈良県香芝市下田東の浄土真宗・眞宗寺で進められていた本堂の全面改修が完了し11日、門徒ら約120人が集まって落慶法要が営まれた。本堂の建て替えは大正12年以来85年ぶりで、眞田哲雄住職(69)は「門徒の皆さんや阿弥陀如来のご加護のおかげ。大変感謝している」と話した。
同寺は江戸時代の宝永3(1706)年、地元住民の念仏道場として発祥。長年、地域の信仰や交流の拠点として親しまれてきた。
老朽化に伴う建て替えは、門徒の男性が「寺の改修費用に」と私財500万円を寄進したことをきっかけに、男性が他界した平成17年秋から計画が本格化。以降、門徒らから計約2億円の寄付が集まり、山門や客殿の改修、門徒が集う会館の新築も合わせて、18年7月から工事を進めていた。
新しい本堂は、屋根の下に垂木を多く配置。内装にも豪華な装飾が施された。眞田住職は「秀麗な建物をみなさんに堪能していただければ」と話している。
11日は、法要のほか記念講演なども行われた。法要に参加した門徒の1人、福井勤さん(81)=香芝市下田東=は「2年越しの工事が無事終わったことは感無量」としみじみ話した。