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中学生らも感嘆の声 キトラ壁画村民公開 奈良
キトラ古墳(明日香村阿部山)からはぎ取られた十二支像壁画「子(ね)」「丑(うし)」「寅」が、同村奥山の奈良文化財研究所・飛鳥資料館で村民向けに初公開された7日、貴重なふるさとの宝を間近に見た来館者たちは、1300年前の壁画の見事さに感嘆の声をあげた。
同古墳のすぐ近くに住む主婦、森田弘子さんは「人の胴体の上にけものの頭を描くとは、だれが考えたのかとても不思議。被葬者を守るために描かれた絵なので、はぎ取らずに古墳の中に置いていた方がよかったと思う半面、こうして見ることができたので複雑な気持ち」と地元住民ならではの思いを打ち明けた。
また、村立聖徳中学3年の増田奈穂さん(14)は「寅しかよく見えなかったけれど、1300年前に描かれた絵がよくこれだけ残っていたと驚いた」。同学年の寺下真希さん(14)は「高松塚古墳の飛鳥美人の方が色彩が豊かで、キトラ古墳との違いが分かった」と話していた。
キトラ壁画はこれまで「白虎」「玄武」が公開されたが、十二支像壁画は初めて。会場では「着物の形がそれぞれ違う」「武器は何を持っているんだろう」と壁画を見比べていた。