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奈良県庁も屋上緑化へ 来年6月完成目指し、補正3000万円計上

2007.12.4 03:21

 奈良県は、ヒートアイランド対策に効果があるとされる屋上緑化に、県庁(6階建て)としても参入する方針を決め、3日開会した12月定例県議会に提出した本年度一般会計補正予算案(総額約7億1660万円)に、事業費約3000万円を盛り込んだ。現状のコンクリート床面に芝生を敷き詰め、植栽を施すほか、ウッドデッキやベンチなども整備し、県民の憩いの場や観光客が眺望を楽しめる空間として再生する。議決されれば来年3月ごろに着工し、6月末の完成を目指す。

 県では、観光客誘致などを狙いとして、今年度から県庁屋上の開放を推進。「なら燈花会」や高円山の大文字送り火が行われた8月5〜15日には夜間開放も実施し、計1万7755人を集めた。夜間開放は、若草山の山焼きが行われる来年1月13日にも予定している。

 県庁屋上は、東側に東大寺大仏殿や若草山、西側に奈良市の旧市街を望む絶好の眺望スポット。日中の一般開放は現在も行われているが、コンクリートの床面にベンチが10台置いてあるだけの殺風景な空間となっている。このため県は、県民や観光客が日常的に利用しやすい環境整備が必要と判断し、緑化を決めた。

 整備面積は、機械室部分を除く約1200平方メートル。荒井知事は「観光客や県民には(県庁北隣の)県立美術館を鑑賞後、県庁に立ち寄って屋上で散策や眺望を楽しんでもらえるようになれば」と期待を寄せている。

                   ◇

 3日開会した定例県議会に、県は計20議案を提出した。代表質問は6日、一般質問は7、10両日に行われる予定。

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