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一般会計8・1%減の387億円 三重県伊賀市が21年度当初予算案 

2009.2.6 02:23

 三重県伊賀市は5日、総額約692億7800万円の平成21年度当初予算案を発表した。一般会計は387億7400万円で、前年度に比べて8・1%のマイナスとなった。財政の硬直化を背景に、総合計画との整合性を図りながらやり繰りした予算で、内保博仁市長は「事業を1件ずつ自分で査定し、選択と集中の予算編成を行った」としている。

 同市では、合併前に行った投資による多額の市債発行に加え、長引く不景気や少子高齢化の影響を受けて、扶助費などの義務的経費が増大。21年度予算でも、義務的経費は歳出の54・3%を占め、半面で建設事業などの投資的経費は11・7%にとどまった。

 一般家庭の借金にあたる起債は、20年度末で約919億円の残高があるが、21年度では約41億5000万円の起債を見込む一方、約56億円を償還する見通しで、内保市長は「市の体力に見合った借り入れと返済だ」と説明している。

 歳入では、市税が約142億円で、景気後退の影響によって前年度より7・9%の減少を見込んだ。歳入全体に占める割合は36・6%で、前年度予算と同水準を維持した。地方交付税は89億8500万円で7・6%増加。歳入の23・2%を占め、前年度より3・4ポイントも増えた。市債は、投資的経費の減少で27・4%減の約41億5000万円となった。

 歳出のうち投資的経費は、校区再編に伴う中学新設に巨額を要した前年度と比べ、約15億5200万円(25・5%)減の約45億3200万円。リサイクルセンター整備、統合幼稚園建設、友生小学校校舎増築などに充てる。人件費は約87億9400万円で、前年度より6・7%減少。各種施設にかかわる維持補修費も約7億5600万円で、前年度から13・1%削減した。

 新規事業では、発達障害に対し、保健士や教員ら5人が発見から就労までを担う発達支援センターを開設(451万円)▽障害者グループホーム整備(1500万円)▽新型インフルエンザ対策(828万円)−など。ほかに、伊賀鉄道の活性化促進事業として、車両2両の更新などに約1億円を計上した。

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