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伊賀「谷本整形」の患者死亡問題 入院患者の親族が発症の様子語る

2008.6.12 03:18

 伊賀市上野車坂町の整形外科「谷本整形」で点滴を受けた患者が相次いで体調を崩し、女性1人が死亡した問題で、上野総合市民病院に入院している夫婦の親族が11日、発症から入院までの様子を報道陣に語った。また、谷本整形にはこの日も大勢のマスコミが詰めかけ、県の立ち入り調査が行われるなどあわただしさを見せた。

 同病院に入院しているのは、同市内に住む78歳の夫と77歳の妻。その長女(57)らによると、夫婦は足や脊椎(せきつい)に痛みがあるため、9日朝に谷本整形で受診。いつものように点滴治療を受けた。

 その後、夫婦は同医院から買い物に出かけたが、体のふるえが止まらなくなり、同医院に戻った。そこで救急車を呼び、同病院に搬送され、そのまま入院したという。

 現在は体調も戻り、あと1週間ほどで退院するとみられるが、長女は「今回の問題で亡くなった人もいる。自分の両親もそうなったかもしれない。ちゃんと原因を解明し、きちっと追及してもらいたい」と不満を言葉にした。

 長女によると、両親は1〜2年前から同医院での点滴治療を始め、2〜3日に一度ずつ点滴を受けているという。

 同医院ではこの日、職員が出勤し、看護師ら一部の職員は県警の任意の事情聴取に応じた。また、午後からは県や伊賀保健所による立ち入り調査も行われ、そのつど詰め寄る報道陣に囲まれるひと幕もあった。

 一方、今回の問題を重視した同市は、10日深夜に対策本部を設置。11日も本部会議を招集し、同医院の患者で異常を訴える市民がいないか情報収集にあたった。同市は、市のホームページやケーブルテレビの行政情報番組を通じ、体調に不安がある場合は伊賀保健所か、市健康福祉部に問い合わせるよう呼びかけている。

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