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いじめ、嫌がらせ相談件数が増加 三重労働局
三重労働局は19年度の「個別労働紛争解決制度の利用状況」をまとめた。相談件数は1万4000件を超え、いじめや嫌がらせについての相談が増加した。
県内6カ所の相談コーナーに寄せられた相談は19年度の1年間で1万4647件で、このうち、解雇や労働条件の引き下げなどについての相談は3427件で、これまでで最高を記録した。
3427件の相談内容をみると、最も多かったのが、「いじめ・嫌がらせ」で、770件、次いで、「解雇」、「労働条件の引き下げ」の順だった。最も多かった「いじめ・嫌がらせ」は前年度比89・2%と著しい伸びになり、相談件数の2割強を占めるようになった。
相談のうち、三重労働局長による助言・指導の申し出受付件数は115件で前年度より21件増加。労働局長による助言・指導を行ったもののうち紛争の解決を確認したものは80件だった。
助言・指導の申し出の内容をみると、「いじめ・嫌がらせ」に関するものが21件で最も多く、次いで、「解雇」、「退職勧奨」「配置転換」の順だった。
19年度で三重紛争調整委員会によるあっせん申請を受理したものは106件だった。前年度からの繰り越し分を含めて19年度にあっせんの手続きを終了したものは105件で、このうち合意成立は31件、あっせんで合意しなかったなどの理由で打ち切りをしたものは52件、申請したが取り下げたものは21件だった。
受理したあっせん事案の内容をみると、「解雇」に関するものが最も多く30件、次いで、「いじめ・嫌がらせ」「退職勧奨」となっている。過去5年間で「解雇」に関するものが横ばいであるのに対し、「いじめ・嫌がらせ」は増加の一途をたどっているという。