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京都文化博物館「源氏物語千年紀展」 海外メディアも取材

2008.4.26 03:04

 北海道洞爺湖サミットの事前取材で入洛した海外メディアの一行が25日、「源氏物語千年紀展」が26日から始まる京都文化博物館(京都市中京区)を取材に訪れた。外国人記者は1000年を経ても色あせない源氏物語の魅力に触れ、驚いていた。

 同展は源氏物語が世に知られて今年で1000年になるのを記念して府や文化庁などが開催。作者・紫式部のほか物語の登場人物や名場面に焦点をあて、「紫式部日記絵巻」など国宝12点を含む絵画や工芸品など約160点を展示する。

 光源氏が思慕する女性に似た幼い少女をかいま見る「若紫」や葵祭の「車争い」などの名場面は、絵画や工芸に大きな影響を与えた。重文「車争図屏風」(狩野山楽作、東京国立博物館蔵)などの文化財、鎌倉〜室町時代の写本、江戸時代に庶民にまで広がった多彩な源氏文化を紹介する。

 一行は、京都市で6月末に開かれるG8外相会合を前に、地元の協力組織などの事前取材に訪れていた在京特派員9人。貴重な文化財を間近に見ながら、源氏物語の歴史や文化的意義について、専門家から説明を受けた。

 インドネシアの通信社記者のベニー・ブターブターさんは「1000年前の作品が今もなお読まれるのは決して簡単なことではない。物語自体もミステリアスだし、源氏の魂が私に降りてきた感じがする」と話した。

 同展は6月8日まで。問い合わせは同館((電)075・222・0888)。

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