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京大が創薬ベンチャー企業設立 未知の分野、コスト削減期待
京都大学(京都市)は9日、医学領域では2番目のベンチャー企業「京都コンステラ・テクノロジーズ」(資本金1400万円)を設立したと発表した。コンピューターを用いて薬の元になる活性化合物を発見することを目指しており、大手製薬会社でもほとんど取り組んでいない分野という。
薬学研究科の奧野恭史准教授が開発した手法を企業化する。タンパク質とそれに結合する可能性のある化合物の情報を数式化、コンピューターを使って組み合わせを考え、結びついた場合に活性のある化合物となるものを効率的に見つける。海外の企業では行われているが、国内の企業ではほとんど未知の分野で、市場性があると判断された。
1つの新薬開発には500億円以上の投資が必要とされているが、この手法を使えばコストの軽減が期待できる。製薬会社からの創薬の受託研究業務などを行っていきたいという。
会社設立までは京大の産学連携推進機構「インキュベーション・プラザ」がバックアップ。奥野准教授も取締役として参加しており、「将来はiPS細胞をつくる薬の研究などにも取り組みたい」と話している。
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