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産科医不足 舞鶴医療センター 安心育む院内助産所

2008.1.30 02:07

 地方を中心に産科医不足が深刻化する中、国立病院機構・舞鶴医療センター(舞鶴市行永)が昨年6月、府内で初めて開設した院内助産所が定着しつつある。家庭的な環境のもと、助産師の介助で出産を行う助産所は「リラックスできる」と好評で、開設以来4人の赤ちゃんが元気な産声を上げた。4人目の母子は30日、退院する。

 同センターは産科医が相次いで退職したため、平成18年4月以降、産科は休診しており、非常勤医が婦人科の外来診療のみ実施。この“非常事態”に対処するため、助産師10人が中心になって院内助産所を立ち上げ、正常分娩(ぶんべん)が予測される妊婦を対象に出産を介助している。

 院内助産は、外来での妊婦健診のほか、妊婦の自宅に出向く訪問ケア、産後の母乳相談などに加え、マタニティーヨガやアロマテラピーも導入。妊婦は、分娩台の代わりに畳が敷かれ、付き添いの家族らが利用するソファなどが置かれた居室型分娩室で出産する。

 昨年7月に最初の赤ちゃんが誕生。今年1月に入って3人が相次いで産まれた。今月25日に長女、陽菜ちゃんを出産した松崎洋子さん(29)=舞鶴市溝尻=は「畳の上で家にいるときと同じ気分で、リラックスして出産できました」と笑顔を見せる。母子ともに30日に退院する。

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