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ひったくり被害深刻 神戸・阪神間の件数減も悪質化
ひったくり多発地域である神戸・阪神間。取り締まりの強化などの効果もあって発生件数は減少傾向にあるが、被害者が負傷するケースも少なくない。芦屋市内の市道で被害に遭ったとみられる女性が転倒して死亡した事件から27日で丸2年。県警は防犯意識の向上などを訴えている。
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芦屋市東山町で一昨年8月、同市岩園町の無職、小橋知子さん=当時(75)=がひったくり被害にあい転倒して死亡したとみられる事件は、27日で丸2年を迎える。芦屋署は強盗致死容疑で捜査しているが、これまでのところ犯人逮捕に至っていない。
事件は、平成18年8月27日の午後8時半ごろ、同市東山町の市道で、うつぶせになって頭から血を流して倒れている小橋さんを通行人が発見。小橋さんは頭などを強く打ち死亡した。
同署によると、倒れていた近くには買い物袋が散乱していたが、かばんや財布は見つからなかった。同署は、買い物帰りにひったくり被害にあった可能性が高いとみて調べている。
情報提供は同署((電)0797・23・0110)。
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ひったくり多発地域の阪神間だが、発生件数は昨年に比べ、激減している。
阪神間の各署によると、昨年1〜7月の発生件数は721件だが、今年の同時期は246件。今年だけで西宮署がひったくり犯を計6人逮捕するなどした効果が大きいという。
しかし後方からバイクなどで追い抜きざまに犯行に及び、被害者が不意をつかれて転倒、負傷するケースも少なくない。8月(25日まで)に発生した32件のうち25件はミニバイクなどでの犯行。西宮市東鳴尾町の市道で22日朝に起きた事件では、右手首に手提げカバンを下げて自転車に乗っていた女性会社員(30)が、後方から来たバイクの男にカバンをひったくられそうになり転倒。右足に重傷を負っている。
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県警によると、発生件数が減少しても、ひったくり犯は1人で何件もの犯行を繰り返すケースが多い。減少傾向にある阪神間だが、急増に転ずる可能性もあり、他地域と比べ、件数は決して少なくないという。
同じ時間帯に複数回の犯行を繰り返す例も少なくなく、未遂も含め、「まずは一報を」と呼びかける。
各署はパトロールの強化だけでなく、手提げカバンは車道と反対側に持ち、自転車の前かごにネットをつけるなど、防犯意識の向上を呼びかけている。