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明石の「昼市」全国一斉休漁で中止
原油高による漁業者の窮状を訴えようと全国で一斉休漁が行われた15日、兵庫県内の各漁港でもいつもの活気が消えた。明石市の明石浦漁港では恒例の「昼市」が中止されるなど影響も広がった。
明石浦漁協では、組合員約330人が漁を中止。漁港には「休漁中」ののぼりをたてた漁船が数多く停泊したものの、人影はまばらで静寂に包まれた。
網の修復作業をしていた漁師の中村光夫さん(59)は「燃油だけでなく、石油製品の網なども値上がりするのに魚の値段は安くなるばかり。船に乗って40年になるが一番しんどい」と訴えた。同漁協参事の村上貴生さん(54)は「このままではあと1〜2年で組合員が3分の1に減るだろう。今回の休漁が漁業や魚の流通を見直すきっかけになれば」と話した。
同漁協は鮮魚店が並ぶ「魚の棚商店街」(明石市)に近く、漁協内の共販所で早朝から午前中にかけて水揚げした魚を正午前からせりにかける「昼市」を週6日開いているが、この日は完全休業。商店街の各店は前日や同日朝のせりでの仕入れを増やすなどして対応したが、「昼網の魚がないと報道されれば、客足が伸びないかも」と影響を懸念する声も聞かれた。