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明石海峡調査で油分検出されず
神戸市沖の明石海峡で今年3月、タンカーなど3隻が衝突し1隻が沈没した海難事故による油流出の影響を把握するため、周辺の水質調査を続けている県は9日、5月に続いて6月の調査でも全14地点で油分などは検出されなかったと発表した。
調査対象地点は、沈没地点を中心とした環境基準点7地点と海水浴場7地点で、ノルマンへキサン抽出物質(油分)とTPH(全石油系炭化水素)を測定した。環境基準点の調査は水温の高い10月まで、海水浴場の調査は8月まで実施する。
また、ノリ養殖への影響を把握するため実施している定点監視調査(5月15日〜6月30日)では、20カ所の監視定点すべてで油分などは検出されなかった。
一方、県水産課によると、目視観察では5月22日に事故周辺海域と淡路市東部、6月10日に淡路市西部のそれぞれ定点観測地点の近くで、数メートル四方の薄い油膜が確認されたという。同課では「ごく微量なもので、漁業や環境への悪影響はまったくない」としている。