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医師退職で小児科救急さらに縮小 神戸・六甲アイランド病院
神戸市東灘区の六甲アイランド病院(六アイ病院)は28日、6月1日から小児科の救急医療体制を縮小すると発表した。午後11時まで受け入れていた夜間の小児患者の受け入れを、水・土・日曜、祝日は午後2〜7時とする。医師1人が今月末で退職するため、現在の体制を維持できないと判断した。北垣一成院長は「とりあえず365日の受け入れを確保したい。医師が増えれば体制を戻す」としている。
救急患者の受け入れは、水曜日=午後7時▽土曜日=同2時▽日曜、祝日=同5時−までとし、それ以外の時間帯は、市内で唯一24時間体制の小児科がある市立中央市民病院(中央区)と輪番制の病院などが受け入れ先となる。
六アイ病院の小児科では8人いた医師のうち3人が今年1月末までに退職。このため、2月から受け入れを午後11時までとしていたが、さらに1人が辞めるため、再度の縮小に踏み切った。
北垣院長は「(激務で)医師のモチベーションを下げないためにもやむを得ない。残りの医師もいつ辞めてしまうかという懸念は常に持っている」としている。
神戸市などによると、昨年度、市内で小児科救急を利用した患者は約6万400人。このうち同病院の利用者は約9400人だった。今年2〜4月の受け入れ実績から分析すると、縮小の影響は1週間で40人前後。一方で救急患者の85〜90%は初期症状といい、市は「実際にどの程度影響がでるかは分からない」としている。
同病院では産科医不足のため、今年4月から産科も閉鎖している。
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