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身近な自然に関心持とう カタツムリの県内調査開始
有馬富士自然学習センター(三田市)や県生物学会などが、県内のカタツムリの調査を始めた。移動性の低いカタツムリを基準に、各地域の自然環境を調査しようという試み。市民だけでなく、県内の高校生にも協力を依頼し、サンプルを集める。県内初の取り組みといい、同センターは「身近な自然環境に目を向けるきっかけになれば」としている。
調査期間は今年と来年の5〜11月で、県内に生息するカタツムリ約80種のうち、比較的見つかりやすい13種が対象。平成22年8月に神戸市内で開かれる日本生物教育会全国大会で結果を公表する。
カタツムリは移動性が低く、種ごとに分布する範囲が狭く、生息する地域の環境変化に影響されやすいのが特徴。しかし近年は、宅地開発などの影響で個体数が減少傾向にあり、調査で種ごとの生息状況を明らかにするとともに、地域の自然環境を把握する。
県内すべての高校や三田市内の全小学校に調査用紙を配布するほか、市民の協力も呼びかける。参加希望者は、カタツムリの殻とともに採集した地名と場所、日時、天気などを用紙に記し、同センターに郵送するか直接持参する。
問い合わせは同センター((電)079・569・7727)。