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“楽しむ家へ” 神戸ポーアイに「イケア」、14日オープン
北欧・スウェーデンに本拠地を置く世界最大級の家具・生活雑貨店「イケア」の日本進出第3号店が14日、神戸市中央区のポートアイランドにオープンする。約1万種類の商品を取り扱うなかで「寝るだけの家から楽しむ家へ」をテーマに生活空間の創造を提案。同社の広報担当者が「家具屋とは言わないでほしい」と語る巨大店舗の販売フロアとは−。
「イケアポートアイランド」は、平成18年に閉園したレジャー施設「神戸ポートピアランド」の跡地、約4万平方メートルに建設された。1、2階がショッピングスペースで3、4階と屋上には約2100台収容可能な無料駐車場を備える。
1階フロアを入り、プライスカードを受け取る。購入したい商品の番号などをカードに書き込み、レジ手前の倉庫から客自身で商品を取り出す。セルフサービス方式が高品質な商品の低価格維持に貢献しているという。
順路に従い、エスカレーターで「ショールームエリア」と呼ばれる2階へ。同社製のテーブルやソファ、食器棚などの大型家具が壁で区切った空間の中に並ぶ。まるで映画のセットのような内部には自由に入ることができる。従来の家具店にある「座らないでください」という注意書きはない。
ソファに座り、ベッドに寝ころぶことで商品の質を確かめられるのも店舗の特徴だ。子供部屋やリビングルーム、さらには独身者のアパートなど、生活スタイルによって異なる53種類のルームセットと3種類のホームセットが用意されている。派手な色合いから落ち着いた色合いの商品まで、「こんな部屋にしたい」といった客のイメージの具体化にも一役買ってくれそうだ。
ショールームを1キロほど歩くと、750人以上が座れるレストラン。スウェーデン料理を楽しめるほか、インターネットの無線接続により、パソコン作業も可能という。「おいしい食事で、広い店内を歩いた疲れを癒やしていただきたい」とマーティン・ブラッシュ店長。
再び1階に降りると、装飾品や食器などが並ぶマーケットホールへ。カートに雑貨を詰め込み、倉庫から大型家具を取り出してレジで精算となる。
開店前なので何も買うことはできなかったが、店内を見学すること約2時間。ソファに座り、キッチンの引き出しを開けて家具の使い勝手を楽しみながら確かめることができた。オープンまであとわずか。同店では初日は約3万3000人の客を見込んでおり、ミナト神戸の新たなスポットとしてにぎわいを見せそうだ。