[PR]
ニュース:地方 RSS feed
兵庫県内は368棟が不適合 「ファースト住建」設計ミス問題
大証2部上場の住宅メーカー「ファースト住建」(尼崎市)が建築・販売した木造2階建て住宅で地震や風に対する壁の強度不足などの設計ミスが見つかった問題で、県は29日、県内で建築・販売された3770戸のうち368戸で壁の強度不足があったと発表した。いずれも建築基準法に基づく安全率に達しておらず、強風や震度5以上の地震で倒壊する可能性があるという。
木造2階建て住宅に関して建築基準法施行令では、地震や台風などによる横からの力に耐えられる一定基準以上の耐力壁の設置を定めている。県では、同社から提出された建築確認通知書の写しに基づき、壁の筋かいの有無などの必要壁量と、壁の配置バランスを図上で確認。その結果、風圧力に対して壁量が不足するなど設計の誤りがあったという。
基準を満たしていなかった戸数は、建築指導主事のいる特定行政庁では、神戸市141▽尼崎市61▽加古川市49▽伊丹市27▽宝塚市25▽明石市18▽西宮市16▽川西市5▽高砂市3▽芦屋市2▽姫路市1▽三田市1。このほか県内では19戸の不適合物件があった。
同社は、該当物件の所有者に理解を得たうえで現地調査や無償による改修工事をすすめる一方、特定行政庁に是正計画を提出。また、いずれも同社から設計を請け負った建築士や建築設計事務所のミスが原因とみられることから、県は建築基準法に違反しているかどうかを確認し処分を検討する。
[PR]
[PR]