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「赤ひげ」医師1周忌 公害訴訟の原告らがしのぶ会
大気汚染公害に苦しむ尼崎市の国道43号沿線住民らを半世紀にわたって診察し、昨年1月24日に79歳で亡くなった野村医院(同市大物町)の野村和夫医師をしのぶ会が27日、同市昭和通のホテルニューアルカイックで開かれ、患者らが「尼の赤ひげ」の死を悼んだ。
しのぶ会は野村医師の1周忌に合わせ、尼崎公害訴訟の原告らでつくる「尼崎公害患者・家族の会」などが呼びかけて実施。野村医師から治療を受けたぜんそく患者や病院職員など約100人が参加した。
会場には祭壇が設けられ、出席者は、野村医師の献身的な医療に感謝の思いを込めて献花。在りし日の思い出話に花を咲かせながら、野村医師の冥福(めいふく)を祈っていた。
野村医院の2代目院長、中田雅之医師(47)は「野村先生が地域、患者から愛されていたことを改めて感じた。遺志を継いで公害をなくすための活動など、職員と協力して地域に貢献していきたい」と話した。
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