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阪神大震災の「語り部」 3万人に体験伝える 神戸の絆ネットワーク
神戸市危機管理室に事務局を置く「神戸の絆(きずな)ネットワーク」が2年前から実施している阪神大震災の語り部派遣事業で、同ネットワーク事務局は7日、神戸市の退職職員らによる震災体験を聞いた人々が震災から13年の1月17日を前に3万人以上にのぼると発表した。
この日までに23都府県で開催された講演は135件。派遣された語り部は延べ158人で、体験を聞いた人は3万149人にのぼる。自治体や自主防災組織などからの要請を受け、NPO法人「神戸の絆2005」に所属する同市のOBらが平成18年1月から災害時の家庭での備えや近隣住民との関係づくりなど、全国の防災力向上を目的に講演している。
同ネットワークは東南海・南海地震など、今後発生が予想される大災害に備えて組織された、被災地支援自治体職員の災害情報ネットワークで、震災時に神戸に駆けつけた職員らが参画して17年3月に発足。全国の自治体職員同士がホームページやメーリングリストを用い、ウェブサイト上で情報共有や発信などを行ってきた。
派遣開始1年目、講演に参加した人は15府県で8500人だったが、2年目は2万1649人と約2・5倍に増加。講演の件数も49件から86件へと約2倍となった。
同事務局では「震災の教訓を伝え、防災力が高まるよう活動をさらに続けていきたい」としている。
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