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時代の波 見守る水先人 東京湾の発展とともに (1/4ページ)
このニュースのトピックス:東京湾・海と空
ボ−−。
東京湾。1日午前0時、真っ暗な夜の静寂(しじま)に停泊している船の汽笛が一斉に鳴り響いた。平成21年の幕開けだ。しかし、水先人の猪森正武さん(70)は海上にいた。水路が複雑な東京湾を安全に航行できるよう船長に代わって誘導する水先人には365日、昼も夜もない。
東京湾の忙しさは日本屈指だ。日本の輸入原油の3割、LNGの約4割を取り扱う。湾入口の浦賀水道は1日約700隻の船が行き交い、数十万トンの大型タンカーから数トンのプレジャーボートまで雑多に入り乱れる。横浜港が開港して今年で150年。水先人は東京湾の発展を見守り続けてきた。
「大事故が起きれば船だけの問題ではない。日本の物流や石油、LNGなどエネルギーの供給もストップさせる恐れがある。緊張します」と猪森さん。
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