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時代の波 見守る水先人 東京湾の発展とともに   (1/4ページ)

2009.1.1 06:05
このニュースのトピックス東京湾・海と空
パイロットボートの船首が波に隠れるほどの大シケでも、東京湾の物流を守るため水先案内人は船に乗り込んでいく(大山文兄撮影)パイロットボートの船首が波に隠れるほどの大シケでも、東京湾の物流を守るため水先案内人は船に乗り込んでいく(大山文兄撮影)

 ボ−−。

 東京湾。1日午前0時、真っ暗な夜の静寂(しじま)に停泊している船の汽笛が一斉に鳴り響いた。平成21年の幕開けだ。しかし、水先人の猪森正武さん(70)は海上にいた。水路が複雑な東京湾を安全に航行できるよう船長に代わって誘導する水先人には365日、昼も夜もない。

 東京湾の忙しさは日本屈指だ。日本の輸入原油の3割、LNGの約4割を取り扱う。湾入口の浦賀水道は1日約700隻の船が行き交い、数十万トンの大型タンカーから数トンのプレジャーボートまで雑多に入り乱れる。横浜港が開港して今年で150年。水先人は東京湾の発展を見守り続けてきた。

 「大事故が起きれば船だけの問題ではない。日本の物流や石油、LNGなどエネルギーの供給もストップさせる恐れがある。緊張します」と猪森さん。

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パイロットボートの船首が波に隠れるほどの大シケでも、東京湾の物流を守るため水先案内人は船に乗り込んでいく(大山文兄撮影)
パイロットボートから縄はしごを上って貨物船に乗り移る水先案内人。(大山文兄撮影)
出勤に向かう猪森正武水先人。肩にかけるカバンと帽子が定番だ
水先人の証明書を見せる猪森水先人。9・11後、セキュリティから必ず見せなければならなくなった
横浜港からタンカーに乗り込むため、パイロットボートに乗り込む水先人
タグボートに水先人を乗り換えさせるため、近づくパイロットボート
何が起こってもよいように、食料と泊まるための用意も携帯している水先人
乗り込む前の水先人ら。表情は真剣だ
出稿前の準備をするタンカー=横浜港
タグボートにひかれて出稿する大型タンカー
夕日をあびながら、乗り込む水先人=横浜港
夕日の横浜 こんな美しい風景を見れるのも水先人の特権だ
タンカーから縄ばしごで下りてくる水先人
はしごから下りてくる水先人。しけの時は命がけだ
東京湾水先区水先人会横須賀営業所のオペレーションルーム。このルームも24時間だ
パイロットはタンカーに乗り込む前に風や周囲の船の状況などを確認する。説明する東京湾水先区水先人会副会長、斎藤徹郎さん
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