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アニメ産業の戦略的強化に着手 練馬区
日本最大の企業集積を誇るアニメ産業を重点産業としている練馬区は、戦略的な強化で区内産業全体の活性化を図ることを目的とした「(仮称)練馬区地域共存型アニメ産業集積活性化計画」の素案をまとめた。区はパブリックコメントを経て、来年1月末の計画策定を目指す。
練馬区は、日本初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」(昭和33年)や30分連続テレビアニメ「鉄腕アトム」(昭和38年)が制作された日本アニメ発祥の地。区内には現在も90社超のアニメ制作関連会社があり、国内最大の集積地だ。
区は9月、漫画家の松本零士氏や練馬アニメーション協議会代表でスタジオ雲雀社長の光延青児氏、東映アニメーションの吉岡修顧問らアニメ事業者など11委員による「練馬区地域共存型アニメ産業集積活性化計画検討会議(仮称)」を設置、検討を重ねてきた。
素案の概要によると、平成21年度から26年度までの6年間を計画期間とし、(1)国際競争力の強化(2)地元経済への波及効果の実現(3)制作環境の充実(4)人材育成によるアニメ技術の継承と向上(5)アニメ文化を区民の誇りとする−の5つの方向性で事業計画を検討する。
具体的には、国際的見本市への出展支援やフランス・アヌシー市との産業交流、アニメスタジオの定着・区内誘致手法などの研究、録音スタジオなど共同利用施設の整備に関する支援を図る。さらに、ねりたんアニメキャラバン(出前講座)や練馬アニメモニュメントの整備、商店街事業におけるアニメの活用、区独自アニメキャラクターの開発などに取り組むとしている。
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