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危険の足音聞こえない? イヤホン利用者8%ヒヤリ 都「適切な音量を」 (1/2ページ)
屋外でイヤホンを使って音楽などを聴いている人のうち、約8%が「自動車とぶつかった」など危険な目に遭った経験があることが22日、東京都の調査で分かった。昨年末には駅のホームで、イヤホンでラジオを聞いていた男性が電車に気付かずに接触、死亡する事故も発生。携帯型デジタル音楽プレーヤーが普及するなか、都はイヤホンによる事故を防ごうと注意を呼びかけている。(植木裕香子)
クラクションやベル聞こえず
都はこのほど、都内在住の16歳から39歳までの男女計1145人に対し、インターネットによるアンケートを実施。約60%の662人が屋外でイヤホンを使って音楽やラジオなどを聞いていることが判明した。
イヤホン使用者のうち、約8%に当たる53人が、屋外でイヤホンを使って音楽やラジオを聞いていた際に危険な状況に遭遇。うち49人が「自転車や自動車に接触しそうになった」などと回答し、残りの4人は実際に自転車や自動車にぶつかっていた。
自動車や自転車の運転者は、たいていぶつかる直前にクラクションやベルを鳴らして危険を知らせているが、イヤホン使用者が気付かなかったケースが多い。
このため、都はどのくらいの音量で聞いた場合、周囲の音が聞こえなくなるのか探ろうと、アンケートとは別に聴覚実験を実施した。
その結果、イヤホンを使って70デシベル(渋谷のハチ公前交差点の騒音程度)程度の音量で音楽を聴くと携帯電話の着信音がほとんど聞こえないことが判明。80デシベル(地下鉄の車内の騒音程度)を超える音量で音楽を聴き、音楽に注意が向けられている場合は、乗用車のクラクションさえ聞こえないケースがあることが分かった。
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