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東京湾、来るか“大航海時代” 「高速船で通勤」実験 生活密着なお課題 (2/3ページ)

2007.11.5 02:37

 神奈川県では、みなとみらい地区などの開発で“水際”に観光施設や商業施設、マンションが増えており、ショッピングをはじめ、「生活の足」として期待できそうだ。

 一連の実験は、国土交通省関東運輸局と関係自治体などによる「東京湾における海上交通活性化に向けた総合的な取り組みの推進」施策に基づくもの。

 同局旅客課の鈴木由郎課長は「海上交通が活性化し、交通手段の選択肢が増えることで、モーダルシフト(船や鉄道の利用促進)に寄与するほか、緊急時の代替交通手段になるなど陸上交通を補完する役割が期待される」と説明する。

 「(実験の)参加者の感触はよかった」(鈴木課長)というが、事業化に向けての課題は山積だ。

 挙げられるのは、陸上交通へのアクセス▽運賃(高速船の想定運賃は2000〜3000円)と採算性▽就航本数・隻数▽運行ダイヤ▽港湾法など関連法の順守−など。

 実験で高速ジェット船を提供した東海汽船(東京都港区)は「コンセプトとしてはよい」と評価するものの、「(実験を)やってみて、待合所の整備など諸問題が浮き彫りになった」とプロジェクトの事業化には慎重な構えをみせる。

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